【保険相談事例②】学資保険相談の本質は?

【保険相談事例②】学資保険相談の本質は?

こんにちは!FP松尾です!

今回は、先日、お客様からご紹介頂きましたご友人Aさんからの相談事例となります。

 

《相談内容》

「子供が生まれたので学資保険について聞きたい。」(親から早く加入しろと言われている)

と、一人で相談に来られる。

 

《状況》

Aさん:30代前半の男性(会社員)

妻(主婦)と子供二人(3歳・1歳)の4人家族

住宅ローン35年 残り32年

 

こういったケースは非常に多いです。

疑問点をひとつひとつ確認していく中で、少しずつ本来の目的が明確に。

 

《学資保険について聞きたい本当の理由は?》

教育資金を含め、妻や子供がお金の面で苦労しないようにしてあげたい。

 

《保険加入状況は?》

Aさん:独身の時に友人から勧められて加入した終身医療保険・終身死亡保険(受取人:親)

妻:独身の時に親の担当者から勧められて何かに加入してるみたい

自動車保険(ディーラーから加入)

火災保険(不動産業者から加入)

 

《率直な問題提起》

・結婚した時に、担当者に保険の相談をしたのか?(受取人変更含め)

・妻は、Aさんがどこの保険会社で加入しているのか把握しているのか?

・万一の時に、受取人が親だと分かった時に妻はびっくりしないのか?

・どういった時に困るのか、夫婦間で共有できているのか?

・今まで、その場その場で勧められたものに加入してしまってはいないか?

・そういう状況で、学資保険に加入したところで、万一の際には生活費に消費されないのか?

・そもそも、妻がいるのに一人で考えるべき問題なのか?

など

 

《Aさんの気づき》

今まで勧められるままに加入してきて、そのままほったらかしにされていた。

自分自身もなんとなく気にはなっていたが、誰に相談すれば良いのか分からなかったので、そのままほったらかしにしてしまっていた。

このままでは、万一の時や教育資金にお金がかかるときに家族が苦労してしまう。

「学資保険について聞きたいとか言ってる場合ではなかったという事ですね。」との事。

 

《表面的な相談から本当の相談へ》

後日、Aさんご家族と面談し、今後家族が困らないようにするための対策について話し合いました。

私が最初の「学資保険」という言葉に囚われてしまっていたら、Aさん家族の問題は解決しないままだったでしょう。

 

保険の事で不明点や不安な事があれば、無料相談を実施しておりますので松尾までご相談ください。

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