確定拠出年金・・・やるべき?その②

確定拠出年金・・・やるべき?その②

こんにちは!FP松尾です!

【運用について】確定拠出年金のメリット

厚生年金は「自分のお金で」「他人のお金の運用を」「他人が運用指図する」仕組みです。

一方、確定拠出年金は、「自分のお金で」「自分のお金の運用を」「自分が運用指図する」事になりますので、自分でリスクをコントロールできます。

サラッと言いましたが、これって凄い仕組みなんですよ!

 

厚生年金は賦課方式・確定拠出年金は積立方式

そもそも、厚生年金は自分のお金をほとんど積み立ててませんから!

今払っている厚生年金保険料のほとんどは、現在年金受給している人たちが受け取っています。

元々は積み立て方式だったはずなのですが、現在は、現役世代が高齢者を支える賦課方式にすり替えられています。

仕組み自体は悪いものではないのですし、実際に先進国では賦課方式を取り入れているのが一般的なのですが、日本の問題として少子高齢化が挙げられます。

つまり、日本においては、今の高齢者よりも現役世代のほうが沢山お金を払うのに、将来少ない金額しか貰えない仕組みだという事です。

一方、確定拠出年金は自分で積み立てた分は自分で使えますので、非常にフェアな仕組みなのです。

 

厚生年金保険についてですが、運用指図は「GPIF」が行っています。

名前くらいは聞いたことありますよね?「GPIF」って。

・・・え?ない?

・・・ググって下さい!!

GPIFは我々の支払っている保険料を「株式」や「債権」で運用しています。

この運用方法を「そんなリスク高いの勘弁してくれよ!」って感じる人もいれば、「いやいや、もっとリスク高い運用してくれないとマジ困る!」って感じる人もいるわけですねー。

そう、自分でコントロールできないんです。

さらに不安定な点として、政権が変わったりしたら運用方法も変わったりします。

めちゃくちゃ高い保険料払っているのに、めちゃくちゃ不公平に感じません?

 

厚生年金について「把握・理解」している?

ていうか、そもそも、給与明細の「厚生年金保険料」ってところ・・・

自分がいくら払っているか、把握してますよね?

なんのために払っているか、理解してますよね?

正直、前の職場(保険代理店)の社員ですら、きちんと理解していない人が多かったので、普段から意識していない方からすると、ここで言っている事も「ポカーン」かもしれません。

こういった仕組みは、正しく理解すれば本来支払うべきでない生命保険なども明確になったりしますので、詳しい人からきちんとアドバイスをもらうようにしましょう!

話がそれましたね・・・。

 

まとめ

つまり、確定拠出年金は

・そのまま自分の資産になる

・自分で運用指図ができる

この2点も大きなメリットという事です。

運用方法については、年齢等で個別に手法が異なるかなと思いますのでご相談頂ければと思います。

 

もしかしてあなたは・・・

「いやいや・・・自分で運用指図なんてメンドクサイんやけど!」

「良く分からないから丸投げでおk!」

なんて考えてませんよね?

 

もしもそうお考えであれば、私のブログは読む必要がないので退場お願いしますね。

・・・と突き放してしまいそうになりますが、そういうわけにもいかないので、一応、最後までご覧いただいてから・・・

「確定拠出年金やるべき!!」ではなく、(枝葉の話。ただの手段)

「自分の老後は自分でちゃんと考えないとヤバイ!!」(本質の話。本当に伝えたい事)

「政府に任せてたらエライことになる!!」と思っていただけることを祈っています。

 

では、その③につづきます。

↓↓↓

確定拠出年金・・・やるべき?その③

 

 

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